推しに湧きだす「かわいい」感情

オタクの情緒

6月下旬の時点で暑さにバテ始めているおしどりんです。

みなさんは推しを見た時に、反射的にどのような思いを抱きますか?

「しんどい」「尊い」「マジ無理」とかいろいろあると思うのですが、

かわいい」と感じることってありません?

かわいい~!ハアハア(危ない)

となって悶えたり、ニヤニヤしたり・・・。

このような経験、みなさんもされたことはないでしょうか・・・。

おしどりんの友人も、

「推しを見るとかわいくて勝手に笑顔になる」と言っています笑

推しにかわいいと感じるのは、推しに対して母性が湧きだしているということなのか?

疑問に思ったので、今回は、推しの写真を見た時に感じる

「かわいい」についてまとめていきたいと思います。

 

そもそも「かわいい」とは

Goo辞書による「かわいい」

Goo辞書によると、「かわいい」は

「小さいもの、弱いものなどに心ひかれる気持ちを抱くこと(愛情を持って大事にしてやりたい気持ち・幼く邪気のない様子で人の心をひきつける)」

「他と比べて小さいこと(ものが小さくできていて愛らしい・物事の規模が小さい)」

「無邪気で憎めず子供っぽい」

「かわいそう、不憫だ」

とありました。

これだけを見ると、Goo辞書の定義の「かわいい」は小さくて、無邪気な対象に用いるようですね。

みなさんの推しは当てはまりそうですか?

おしどりんの場合は、推しは小さくもないし、弱くもないです(なんなら年上)。

子供でもないし、無邪気な感じはあまりしません。

推しの幼少期の写真を見ている時は

「ちっちゃくてかわいい~守りたい~」となりますが笑

 

動物行動学者ローレンツが提唱した「ベビースキーマ」

動物行動学者のローレンツは、

動物や人間の子供が持つ大きな頭や目、

丸っこい体といった特徴が、

大人の庇護欲や養育欲を促すとされる「ベビースキーマ」という考えを提唱しています。

動物の子供も、人間の子供も、1人で生活することはできないため、

大人から「かわいい」という感情を呼び起こすような風貌をしているということでしょうか。

確かに赤ちゃんは動物も人もかわいい!

でもバリバリ成人している推しもかわいいぞ・・・?

大人の風貌でも母性が湧くぞ・・・?

ということは、推しに対する「かわいい」はベビースキーマのかわいいとは違う感じがしますね・・・。

 

対象に近づいてみたい!と思った時に「かわいい」感情が発生?

調べていくうちに面白い内容を見つけました。

認知心理生理学を研究されている入戸野 宏 先生によると、

「かわいい」という

感情は、対象に近づいてみたい側に置いておきたい

という気持ちを高めて、社会的な交流を求めようとさせる

らしいのです。

入戸野先生のインタビュー記事

なんだかこれって、推しに対するかわいい感情に当てはまるような感じがしませんか?

推しに少しでも(物理的に)近づきたい・・・

自分の近くにいてほしい・・・

推しと話してみたい・・・交流したい・・・

オタクが推しを見て「かわいいー!」と発する言葉の中には、

このような欲求が含まれているのかもしれません・・・!

 

まとめ

たった一言の「かわいい!」の発言にも、

様々な意味があるかもしれないことがわかりました。

みなさんが推しに対して抱く「かわいい」にはどういう感情が含まれていそうですか?

推しへ:

いつかおしどりんにも「かわいいね」って言ってください(圧)

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